これまでの働きに感謝しつつ

2023年1月終わりの本日、20年以上一緒に頑張ってくれた工作機械２台を入れ替えることになりました。

導入当時はバブル景気の最後の方でしたが、業界的にみても設備導入の気概はギリギリまで衰えておらず。次々に新しい設備が導入されていた頃の２台でした。確かに導入してしばらくすると、ドンッと景気が落ち込んで低迷してしまいましたが、その間も 生産に研究開発、社員の技術教育にと 長く活躍してくれました。

生産効率を高めるために、加工時間を短縮することは当然１番の課題でしたが、治具や加工方法を変更しながら取り組む中で、しっかり応えてくれた使い勝手の良いマシニングだったと思っています。時間の経過とともに、どうしても メンテナンスに時間が取られるようになり、今回、とうとう処分という形になってしまいました。最後は、加工担当者や工場責任者の数名で、感謝の気持ちを込めてきれいに磨き上げました。

さて今度は、来月入って来る新たな工作機械の受け入れ準備です。機械の性能が十分に発揮できるよう工夫しながら、品質の安定した良い製品を作り続けていきたいと思います。

人も機械も出会い（出合い）はご縁です。いつも良いご縁があることに感謝しながら引き続き頑張ってまいります。（い）